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建築板金といわれても (2016.08.05)

ピンとくる人は、一般的に少ないですよね!

以下の話は工事業の許可の区分の話とは別で考えていただいて。。。

主に薄金属板を加工して、工作物(建築物等)へ取り付けているのが板金屋さんの仕事です。
建物でいうと、屋根・壁・雨樋が主な対象です。

屋根もカラーベストを葺いたり、壁も窯業サイディングをはったり、雨樋も塩ビだったりするのですが、「板金」屋さんのお仕事の範囲なのです。
なぜなのかは割愛します!私も若輩者で当事者でないので聞きかじりでしか書けませんので! 

でも、仕上げの材料本体が金属でなくても、共通していることは「水切り工事」があることです。
これこそが板金屋さんの真骨頂なのですね! 

水切りとは、屋根の軒先や屋根同士の水下がぶつかり合う谷、外壁と下屋根の取り合い、外壁を伝う水の縁切りなどをするために、薄金属板を加工したものを各部へ取り付ける工事なのですが、そのためには建物の形状から水の通り道を推測して、躯体から水を排出する技術が必要とされます。

防水との違いは、防水が水を全く入れない!ということからスタートしている技術ですが、対して水切りというものは、どうしても入ってしまった、または湿気などが結露してしまって水が発生してしまった、といったものを排出したり、乾くように通気させたりする、という考え方です。

そのため、毛細管現象など水の特性や、風の吹き方、雨量、降雪などの地域に特化した知識が必要となってきます。 

(なので、板金屋と材料を表す呼び方でなく、水切り屋さんとかやる仕事自体の呼称にした方が世の中に浸透しやすいと思うのですが、いかがでしょう?ちょっと脱線。)

今後、建物がどんどん進化して、例えばZEHなど、高気密・高断熱の建物に関しても、それは居室周りの話で、外気に触れる外装側は通気させて結露などを防ぐなどの工夫が必要になってきますので、やはり重要な職種に変わりはないわけですね! 

また、扱う材料が薄金属板による成形品なので、とにかく軽量・不燃です。
自然災害の多い我が国にはまさに適切な材料といえます。
鉄はほぼリサイクルできるのでecoですし!
と、材料屋としてのアピールも少し入れとかないと!!!(笑)

しかしただ、やはり上記のような難しさ故なのか、建築業界内では比較的良いと言われていても、やはり全体的に伸び悩む賃金のせいなのか、職人の後継者不足など業界全体で悩みどころとなっています。

その辺り、少し考えを持っているのですが長くなったので、またの機会に!

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